『素晴らしい善玉菌、腸内細菌「コッカス』
人間の腸の中には、腸内細菌がすんでいます。この腸内細菌の働きによって、栄養学の考え方が変わってきました。
今まで、人間が食べたものは、胃や腸で消化・吸収して栄養になると考えられていました。
しかし実際には、人間が食べたものは、人間と腸内細菌が栄養として吸収しています。
また、腸内細菌はビタミンなどをつくり、人間に供給しています。
すなわち、腸内細菌によって、人間が吸収する栄養やカロリーも変わることになります。
さらに、腸内細菌は人間の遺伝子まで、影響を与えて います。現在判明している、腸内細菌に基づく人間の遺伝子は約200個です。
また腸内細菌がつくり出すものが、人間の遺伝子の発現となることも分かってきました。
腸内最近がつくり出したさまざまなものは、私たちの健康維持に深く関わると同時に、新しい栄養学もつくり出しました。
それは「腸内細菌栄養学」といい、腸内細菌の存在も考えた栄養学です。
これからの予防医学を考えたときに、腸内細菌はとても大切な存在です。
『腸内細菌の分類 エンテロコッカス101』
生き物は全て分類学上で、界⇒門⇒網⇒目⇒科⇒ 属⇒種⇒株と分類されます。
細菌類も例外ではありません。やはり乳酸菌も分類学により、形、生態系、働き、役割に違いがあります。
重要なのは、株の部分です。これが人で言えば個性なのです。「人それぞれ個性が違うように乳酸菌も違うのです」「人には人の乳酸菌」が存在意義を持って人の消化管内に棲息しているのです。
である為、人の体に優しく安心です。