【主な腸内細菌】
【私たちの体の中の腸内細菌】
人間の胃、腸管内に1,000種以上100兆個(重さにして1~1.5kg)もの細菌が生きています。
腸内細菌は、私たちが食べた食物や消化管から出る分泌物を栄養源にして生育し、同時に大量の物質を作り出しています。この物質は消化管を通して人間の体内に取り込まれ、人間の生命活動に大きな影響を与えています。
母親の胎内にいる時はバクテリアが1個もいない無菌状態ですが、生まれ落ちたその瞬間から体の表面には皮膚常在菌、体の中の器官すべてに腸内細菌が住み着き始め一生を共にします。
1885年、フランスの科学者ルイ・パストゥールは、『人間の体内に生息している細菌は、我々の生存にとって必要なものであり、これなくして生命の維持は困難である。』という考えを示しました。
腸内細菌有用論は、歴史的にこの時から始まったと言われています。
【腸内細菌と人間の生命活動の関係】
~主な腸内細菌~ (AD株=アドバンス株)
○コッカス菌 | ||
・エンテロコッカス・フェカリスAD株101:乳酸菌 選び出された健康維持の増進のために幅広い役割をもっている菌郡です。 |
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○エルグ菌 | ||
・ストレプトコッカス・サリバリウスAD株601:乳酸菌 選び出されたバランスの良い食生活を維持することに関わっている菌郡です。 |
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○フェシル菌 | ||
・ラクトバチルス・ロイテリーAD株501:乳酸菌 腸内細菌、さらに腸内・乳酸菌を活性化する腸内細菌の中から選び出された 美容に関する菌郡です。 |
~主要な成分~
○レバン | ||
○ポリデキストロース | ||
食物繊維である両成分は、糞便状態の改善・有害物質の排泄・腸内・乳酸菌の 増殖など、重要な役割を担っています。特にレバンは、体内に蓄積する脂肪組織の 重量増加を抑える優れた作用をもっています。 |
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○乳清 | ||
食品である乳清中には“カルニチン”が多く含まれています。カルニチンは、脂肪を 燃焼させてエネルギーを作り出す過程で重要な働きをします。カルニチンによって 脂肪の燃焼効率が上昇しますので蓄積する脂肪の減少につながります。 |